【犬の抜け毛】「犬の抜け毛がひどい」換毛期、病気、老化?原因・対策を紹介!
「愛犬の抜け毛がひどい」「脱毛してしまっている」など、犬の抜け毛で悩んでいませんか?犬の抜け毛にはさまざまな理由や原因があるんです。
犬の被毛の種類
まず最初は犬の被毛の基本知識を覚えておきましょう!
犬の被毛には2つのタイプがあります。毛が二層になっている「ダブルコート」と一層だけの「シングルコート」です。
【ダブルコート】
毛が二層になっていて、上毛の「オーバーコート」は太くてしっかりした毛で皮膚を保護をして、下毛の「アンダーコート」は柔らかい毛で保湿、保温をしてくれます。
【シングルコート】
「シングルコート」とは1層の毛質(オーバーコート)のみが生えているタイプの被毛のことを言います。
ダブルコートの特徴
「ダブルコート」の特徴は季節による「換毛期」があることです。「ダブルコート」の犬は春と秋に体温の調節をするため「アンダーコート」が生え変わります。そのため、ダブルコートの犬は抜け毛が多いんです!(柴犬、チワワ、ゴールデン・レトリーバー、ダックスフンド、ポメラニアン、コーギーなど)
シングルコートの特徴
「シングルコート」の特徴は季節による換毛期が無いことです。そのため、一年を通して少しずつ生え変わります。季節ごとの毛の生え変わりが無いので、抜け毛が少ないというメリットはありますが、定期的にトリミングに連れて行ったり、体温調節が苦手という特徴があるので、お手入れが楽というわけではないようです。(トイプードル、ヨークシャテリア、マルチーズ、パピヨンなど)
犬種によって抜け毛の量が違うことがわかったところで、いよいよ犬の抜け毛の原因について紹介していきます!
考えられる抜け毛の原因
犬の抜け毛の原因は大きく分けて以下のものが考えられます。
- 換毛期
- 老化
- ストレス
- 栄養不足
- アレルギー・病気
換毛期
これはさっき説明したダブルコートの犬に見られます。「アンダーコート」が生え変わる春と秋に体温を調節するため、10〜20日間ほど抜け毛の多い日が続きます。抜け毛を放置すると寄生虫や皮膚のトラブルが起こる可能性があります。換毛期の抜け毛の季節になったら定期的にブラッシングしてあげましょう!
老化
犬も人間と同じで、歳を取るにつれ毛が細くなり薄毛になります。
ストレス
犬はストレスを感じると体を舐めたり、毛を噛んでむしってしまうなどの行動をとることがあります。特定の部分だけ脱毛していたり、足先や太ももに脱毛の症状が見られたらストレスが原因の可能性が高いです。愛犬の生活環境を見直し、症状がひどい場合や改善されない場合は必ず動物病院へ行き、改善方法を探しましょう。
栄養不足
毛の発育を支える栄養素が不足してしまうと、毛の発育が遅れたり、毛が傷みやすくなります。そして最終的に抜け毛が発生する可能性があります。サプリを使用するのもいいですが、まずは動物病院に行って適切な判断をしてもらいましょう。
アレルギー・病気
食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、その他の病気などが原因で毛が抜けてしまうことがあります。毛が病的に抜けたり、皮膚が赤くなっていたり、フケや強い痒みなどの症状を伴っていたらアレルギーか病気の可能性が高いです。必ず動物病院に行きましょう。
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抜け毛対策
では次は「抜け毛対策」について紹介していきたいと思います!
- トリミング
- 定期的なシャンプー
- 定期的なブラッシング
- フードを変える
- 犬用の服を着せる
トリミング
長毛種の犬はトリミングをすることをオススメします!毛を短くすることで、ブラッシングやシャンプーなどが楽になり、お手入れが楽になります。
トリミングの注意点
トリミングにも注意点があります。毛が短くなることでダニやノミに刺されやすくなったり、夏にサマーカットをして毛が短くなると、紫外線が皮膚に当たりやすくなり、肌にダメージを負ってしまう可能性があります。外出時には服を着させるなどの対策が必要です。
⬇︎サマーカットについて知りたい方は是非⬇︎
定期的なシャンプー
定期的にシャンプーをすることで不要な毛や毛穴の汚れを取り除くことで抜け毛対策をすることが出来ます。シャンプー前はブラッシングをして毛の絡まりを防ぎましょう。シャンプー後は肌トラブルを防ぐためにしっかり毛を乾かし、保湿をしてあげましょう。
定期的なブラッシング
ブラッシングをすることで余分な毛だけでなく、ゴミやダニ・ノミなどを取り除くことができます。また、ブラッシングするときは肌や毛に近づくので肌の異変に気づきやすいタイミングにもなります。換毛期の犬は1日のブラッシングの回数を増やしてあげましょう。
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ワンプッシュ機能で処理が簡単
- 60°曲がったステンレス針でペットの体にフィット
- 滑り止めハンドル
- 優れたコーミング効果で毛の絡まりを防ぐ
- ワンタッチ機能で処理が楽
オススメポイント
ブラシの先端にビーズがついているのでペットの肌を傷つけてしまう危険性がなくて、安心してブラッシングできるところがいいですね!また、ブラッシングした後ワンタッチで毛を処理することができるのもオススメするポイントです!
フードを変える
フードを栄養バランスの整ったものに変えることで、抜け毛が改善する可能性があるようです。
⬇︎おすすめドッグフード⬇︎
食いつきと健康を考えたフード
- 動物性タンパク質50%以上
- グレインフリー(穀物不使用)
- 着色料・香料不使用
添加物が少ないものを食べさせたくて手作りしたいけど「保存が大変」「作るのがめんどくさい」、そんな方におすすめの商品です!
手作り食の安心感・美味しさはそのまま!人間も食べることができるくらい新鮮な食材を使った栄養たっぷりのフードです!
小型犬でも食べやすいリング形になっているのはありがたいですね!無添加で香りが落ちてしまう心配があると思いますが、犬が好むチキンやサーモンの香りがしてくれるのでご飯を食べてくれないという心配もいらなさそうですね!
オススメポイント
このドックフードは着色料・香料などの添加物が入っておらず、人間でも食べる事ができるくらい素材にこだわって作られているので、綺麗な被毛の維持が期待できそうです!
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⬇︎ドッグフードについて知りたい方は是非⬇︎
ドッグフード
犬用の服を着せる
服を着せることは根本的な抜け毛対策ではありませんが、公共施設に連れて行った時などに毛が抜け落ちてしまうのを防ぐことができます。出かけ先に犬アレルギーの方などがいるかも知れないので、マナー的に役立ちます。しかし、嫌がってストレスが溜まってしまうようなら使用するのはやめたほうが良いかも知れません。