【年末年始・お正月】犬に食べさせても大丈夫?犬のNG食材を紹介!!
年末年始はいつもと違う豪華な食事をする人が多いと思います。犬にも同じ美味しいものを食べさせてあげたい気持ちはわかりますが、注意しなければいけない食べ物があります。
そこで今回は、年末年始に気を付けたい犬のNG食材を紹介していきます!
犬が年末年始に食べてはいけない食べ物
お雑煮(お餅)
お雑煮は味噌が入っていて塩分が高いです。犬が食べてしまうと塩分の摂りすぎになってしまいます。また、お雑煮にはお餅が入っています。お餅の成分はもち米なので体に悪いというわけではありません。ですが、犬は人間に比べて咀嚼をしないのでお餅をそのまま丸呑みして喉に詰まらせてしまう可能性があります。
- 塩分が多い
- お餅を詰まらせる可能性がある
お汁粉
お汁粉はお雑煮と同様でお餅が入っているのでNGです。あずき自体は特に問題は無いのですが、お汁粉にはあずきだけでなく大量の砂糖が入っています。犬が食べると糖分の摂りすぎになってしまいます。また、お汁粉の材料であるあずきは食物繊維が豊富なので、食べ過ぎたり消化機能が弱っている犬が食べると、下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。
- お餅を詰まらせる可能性がある
- 大量の砂糖が使われている
- 食物繊維が豊富で下痢・嘔吐の可能性
煮しめ(筑前煮)
写真を見てもらうと分かると思いますが、煮しめには沢山の食材が入っています。その中には「こんにゃく」や「ごぼう」など食物繊維が豊富な食材が使われています。与えても大丈夫な食材ですが、食べ過ぎると下痢や嘔吐を引き起こしてしまう可能性があります。消化機能が弱っている犬は特に注意が必要です。味付けが濃いので犬には食べさせないようにしたほうがいいと思います。
- 食物繊維が豊富で下痢・嘔吐の可能性
- 味付けが濃い
エビの塩焼き
生のエビは絶対NG
犬に生のエビは絶対に食べさせてはいけません。生のエビに含まれているチアノーゼという酵素が犬の体のビタミンB1を分解してしまいチアミン欠乏症を引き起こしてしまう可能性があります。
ここまで読むとエビは食べさせたらいけないと思いますが、チアノーゼは火に弱いためエビを火に通してあげれば犬に食べさせても問題はありません。ですが、正月に食べるエビは塩が沢山使われていたり、殻付きのものが多いです。塩分の摂り過ぎや、殻の誤飲が起きてしまう可能性があります。またエビは消化に悪いため、食べ過ぎたり胃腸の弱い犬が食べると下痢や嘔吐を引き起こしてしまう可能性があります。
- 生のエビは絶対NG
- 消化しにくく下痢・嘔吐の可能性
- エビの殻の誤飲
- 塩分が多い
おせち
おせちを食べたことがある人は分かると思いますが、どれも基本的に味付けが濃いです。塩分も多く使われています。そのため犬には与えないようにしましょう。
- 味付けが濃い
- 塩分が多い
お酒
犬にお酒は絶対に飲ませてはいけません。犬は人間と違ってアルコールを分解することができません。そのため体内に長時間残ってしまい、犬の体に悪影響を与えます。犬の体はアルコールの成分を急速に吸収するので、短時間で中毒症状が出てしまう可能性があります。最悪の場合命を落としてしまう可能性もあります。
アルコールを飲んでしまった時の症状
- ふらふらしている
- ぐったりしている
- 食欲がない
- 嘔吐・下痢
- 意識がもうろうとしている
- 呼吸や脈が速い
こぼれてしまったお酒を知らない間に犬が飲んでしまうなんてこともあるので、上記の症状が出たらすぐに動物病院に行きましょう。
お菓子
お正月になるとお菓子を食べる機会も多くなると思います。犬にも同じものを与えてしまうこともあるかもしれません。ですが犬には食べると命に関わるとても危険なお菓子があるんです。
- カカオ
- チョコレート
- キシリトールなど
上記に紹介した食べ物を犬が食べてしまうと、中毒症状が出てしまい最悪の場合死に至ります。飼い主さんがこの情報を理解していても、正月に遊びに来た子供や親戚の人は知らない可能性があります。知らない間に食べさせてしまっていたという可能性もあるので、必ず伝えておきましょう。
最後に
年末年始の楽しい時期に愛犬に何かあったら嫌ですよね。人間の食べ物を与える時は必ず食べても大丈夫なのか確認するようにしましょう!また、年末年始は動物病院が閉まっている可能性があります。何かあったときに焦らないように、かかりつけの病院が年末年始にやっているかも確認しておきましょう!
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