【無一物】【たまの伝説】食べ比べ|シニア猫3匹の食いつきを比較
愛猫がいつもよりごはんを食べなくなると、「何なら食べてくれるんだろう」と悩んでしまいます。
わが家でも、14歳のあずきの食欲が減ってきたことをきっかけに、少しでも食べてもらえるパウチを探すようになりました。でもせっかく探すなら、食いつきだけでなく、原材料も確認して選びたい。
そんな中でわたしが選んだのが、はごろもフーズの「無一物(むいちもつ)」と、三洋食品の「たまの伝説」という2つのウェットです。
今回は、あずきだけでなく、13歳のきなこ、10歳前後のぐれにも食べてもらいました。
猫は同じものを与えても、好みが同じとは限りません。この記事では、無一物とたまの伝説の特徴や原材料を確認しながら、わが家で3匹に試してみた経験をもとに、食欲が落ちてきた猫のウェット選びについて考えていきます。
一緒に暮らしている猫たち

|あずき♀:3.1kg|
推定13歳。ひとりでいることが好きな一匹狼タイプ。体調を崩しているため現在は通院中です。

|きなこ♀:3.8kg|
推定11歳。家族が大好きで人懐っこい性格。ただし人見知り。たまに野菜を盗み食いしています。

|ぐれ♂:9.4kg|
推定10歳前後。2022年に我が家にやってきた新入りにゃんこ。ごはんと寝ることが大好きな人懐っこい男の子です。
愛猫の食欲が落ちてきた…ウェットを探し始めたきっかけ

今回ウェットを探し始めた一番のきっかけは、あずきの食欲が減少傾向にあったことです。
あずきは14歳で、体重は3.1kg。以前と比べて食べる量が気になるようになり、「少しでも何か食べてほしい」という気持ちが強くなりました。
食欲が落ちているときは、普段なら食べているものでも口をつけないことがあります。
そんなときに飼い主としてできることの一つが、「食べてくれるもの」を探すこと。もちろん食欲低下にはフード以外の原因が隠れている場合もあるので、食べない状態が続くときは動物病院への相談も大切です。
そこで今回は、ドライフードとは違う食感や香りを楽しめるウェットの中から、原材料がシンプルなものを探すことにしました。
「無一物」と「たまの伝説」はどんなウェット?
同じ「余計なものを入れない」という方向性でも、たまの伝説は栄養を補完する役割も担っています。
無一物

つくっているのは、シーチキンのはごろもフーズ
無一物を手がけているのは、ツナ缶「シーチキン」でおなじみのはごろもフーズです。私たちが普段スーパーで手に取っている食品メーカーが、猫用のフードもつくっていると聞くと、少し親近感が湧くのではないでしょうか。
無一物のコンセプトは「素材と水だけ。猫にとってはそれが一番おいしい」。栄養剤や調味料で味を足すのではなく、魚や肉そのものの味を生かすという考え方です。
- ▼ 商品ラインナップ
-

無一物(むいちもつ)パウチ

無一物(むいちもつ)缶

にゃんチュラルパウチ

にゃんチュラル香リッチ

にゃんチュラル缶

無一物(むいちもつ)舌福

無一物けずりぶし

ねこふり
たまの伝説

つくっているのは、静岡・焼津のSTIサンヨー
たまの伝説をつくっているのは、静岡県焼津市にある株式会社STIサンヨーです。
焼津といえば、日本有数の漁港の町。缶詰工場が数多くあり、水揚げされたばかりの魚を新鮮なうちに加工する技術が積み重ねられてきた場所です。たまの伝説は、その焼津のまぐろを使ってつくられています。産地と工場が近いというのは、鮮度の面でシンプルに強みだと思います。
公式サイトに書かれている信条は「猫にいいもの以外は入れない」。余計な栄養剤や添加物を加えず、素材の良さをそのまま生かす製法を続けてきたとされています。
- 商品ラインナップ
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「何も入れない」シリーズ
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おいしさプラスシリーズ

心の健康シリーズ

水分補給シリーズ

スープだしシリーズ

大容量シリーズ

お刺身シリーズ

総合栄養食シリーズ

腸活プレバイオティクスシリーズ

ライフステージ食

かつおのかつおぶしまみれシリーズ

たまの玉手箱シリーズ
わが家の愛猫3匹に試してみた反応

今回試すウェットはこちら▼

実は当初、どのウェットも食べてくれず……
別日に何度かトライした後に食べてくれました。その映像がこちら▼
あずきが食べたのは、「たまの伝説のお刺身シリーズ」。
味はまぐろとかつおです。
横に並べているのは「たまの伝説の何も入れないシリーズ」、味はかつおです。
こちらは食べてくれませんでした。
今回、あずきが食べてくれたのは「たまの伝説のお刺身シリーズ」のみでした。
「無一物」と「たまの伝説の何も入れないシリーズ」は似た部分の多い商品なので、同じように興味を示さなかったのかもしれません。
続いて、比較的好き嫌いが少ないきなこです。
食いつきが良いのはどれでしょうか…
きなこが食べたのは、同じく「たまの伝説のお刺身シリーズ」。
味はまぐろとかつおです。
これだけでは好みが分かりずらいので、ずらしてあげてみたところ……
どのウェットも美味しそうに食べています。
きなこにとっては、どのウェットにも大差は無いようです。
動画では分かりづらいですが、あずきと同様「お刺身シリーズ」は特に食いつきがよかった印象です!
最後は圧倒的食いしん坊のぐれです。
( 腫れている頬は現在治療中です!)
正直どれも食べてくれるのは目に見えているのですが……
ぐれが最初に食べたのは「無一物パウチ」。
よほど美味しかったのか、お皿に着いていきます。
そのまま別のウェットに変更したところ、どれも美味しそうに食べていました。
ぐれに関しては、味の好みなどは無くその場にあるウェットをとりあえず食べるという様子でした。
あげてみて実感したメリットと気をつけるべき点
- 余計なものが入っていないので、安心して食べさせることができる
- 味や香りを足していないぶん、素材そのものの香りで反応を見られる
- 味付けがないので、いつものごはんにトッピングしても、ふだんの味を大きく変えずに足せる
わたしにとって大きかったのは、「中身のわかるものをあげたい」という気持ちと、「少しでも食べてほしい」という気持ちを、同時に実現できたことです。
食欲が無いとはいえ、なんでも食べさせるというのは少し不安を感じていました。
どちらかをあきらめなくていい選択肢がある、というだけで、ごはんの時間の安心感が増します。
一方で、気をつけたいこともあります。
- 一般食の場合は、総合栄養食と組み合わせて与える
- 開封後はパッケージの表示に従って冷蔵庫で保存し、早めに使い切る。缶詰が残ったときは、別の容器に移す
- 体の大きい子や体重管理中の子は、1袋・1缶あたりのカロリーを確認する
- 魚が原料の商品は、皮や骨が入っている場合がある
ウェットをあげる前は、必ず成分表示やその他詳細を確認しましょう。
また、愛猫の体調や体型に合わせてあげるように心がけましょう。
食いつきが良いから、と言ってウェットばかりをあげるのはモノによってはNGです。
おすすめはどっち?
個人的なおすすめとしては、「たまの伝説」です。
「お刺身シリーズ」は愛猫3匹ともすごく美味しそうに食べてくれていたので、また購入しようと思っています!
ほかの2つも、きなことぐれの2匹は食べてくれていたので、ご褒美おやつとして普段のごはんと一緒にあげています。
食欲が低下して困っている、という方はぜひ「たまの伝説 お刺身シリーズ」をお試しください!
愛猫が「食べてくれる」うれしさを大切に

食欲が落ちた猫と暮らしていると、ごはんの時間が心配の時間になってしまうことがあります。わたしも、あずきがごはんを残すたびに、どうしたらいいのかと悩んできました。
今回、無一物とたまの伝説を試してみて、あらためて大切だと感じたのは次の2つです。
- その子が「食べたい」と思えるフードを、試しながら見つけること
- 余計なものが入っていない、中身のわかるフードを選ぶこと
体調に不安がある子は、獣医師に相談しながら、無理のない範囲で取り入れてみてください。
この記事が、同じように悩んでいる方のウェット選びのヒントになればうれしいです。


