【アカナ・オリジン】違いは?キャットフードを比較してみました

ペットフードとして人気のアカナ・オリジンですが、違いがよくわからないという人もいると思います。
会社は同じなのになぜブランドが2つもあるの?味や値段の違いは?結局どっちを買ったらいいの?という方のために、アカナ・オリジンの違いを比較していきます!
【アカナ・オリジン】とは
アカナとオリジンは、カナダの「Champion Petfoods(チャンピオンペットフーズ)」が製造するプレミアムペットフードブランドです。
圧倒的なたんぱく質と鮮度の良さでペットの健康を守ります。また、動物本来の食性や進化を元に研究されたレシピで抜群の風味を実現したフードを発売しています。
<アカナ>

アカナは、1985年にプレミアムブランドペットフードとして発売されました。
新鮮で質の高い原材料を使用しまたたく間に一大ブランドとなりました。
<オリジン>

オリジンは、2005年に新しいブランドとして発売されました。より高品質で原材料の鮮度や成分にこだわり、高品質なプレミアムペットフードの基準となりました。
プレミアムペットフードとは、言葉のままですが高品質なペットフードのことです。これといった定義はありませんが一般的なプレミアムフードの特徴をご紹介します!
- 余計な添加物不使用
- 品質の良い原材料
- 様々な悩みに合わせた商品展開
- 栄養バランス高い成分配合
販売元が「プレミアム」と表記すればプレミアムフードとして扱われるので、確実に高品質というわけではありません。購入する際は商品情報をしっかりと確認しましょう。
【アカナ・オリジン】比較
<アカナ>
アカナでは豊富な種類のキャットフードが発売されています。
「子猫や室内飼いの猫、皮膚・被毛ケアの商品」もあり、全部で9種類展開されています!
- アカナのキャットフード一覧
-
- アカナ キトゥン
- インドアキャット
- ホームステッドハーベスト
- バウンティフルキャッチキャット
- ファーストフィーストキャット
- グラスランドキャット
- ワイルドプレイリーキャットレシピ
- パシフィカキャット
- インドアエントリー
<オリジン>
オリジンは使用されている材料の豊富さが特徴です。
「ラム肉や鹿肉を使用した商品や栄養価に特化した商品」が発売されており、全部で5種類展開されています!
- オリジンのキャットフード一覧
-
- オリジナルキャット
- ツンドラキャット
- ガーディアン8
- キトゥン
- レジオナルレッドキャット
アカナ・オリジンのキャットフードの内容量展開は、340g・1.8kg・4.5kgの3種類なので今回は内容量で比較していきます!
価格表
内容量 | アカナ | オリジン |
---|---|---|
340g | 1,280円〜 | 1,800円〜 |
1.8kg | 5,500円〜 | 8,000円〜 |
4.5kg | 11,800円〜 | 19,000円〜 |
最低価格を比較するとオリジンの方が高額なことがわかります。やはり品質が向上すると価格も高くなりますね。ただ、ペットフードの種類によって価格は変わるので詳しくはホームページなどでご確認ください。
<動物原材料>
動物原材料とは動物の身体から得られるすべての原料のことで、肉、魚、卵や乳製品のほか骨や皮、脂肪なども含まれます。肉食な犬や猫には必要不可欠となる動物原材料には沢山のメリットがあります!
- アカナ → 65%〜75%
- オリジン → 85%〜90%
<必須アミノ酸が豊富に含まれている>
必須アミノ酸とは猫や犬のような肉食動物は体内で合成できない、食事から摂取する必要があるアミノ酸のことです。その中でも、「タウリン」「アルギニン」は免疫不全、心筋症、高アンモニア血症などの病気を防ぐ効果がある猫にとって重要なアミノ酸です。
<重要な栄養素が供給される>
ペットにとって必要な栄養素には、ビタミンやミネラルなどがあります。ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンEなどは被毛や皮膚の健康維持や、骨や歯の発達などペットの成長に必要不可欠な栄養素です。またリンやカルシウムなどのミネラルには骨関節疾患や下部尿路疾患を防ぐ効果があります。
<炭水化物量>
アカナ・オリジン共に炭水化物量減少への取り組みをしているので一般的なペットフードと比べるとアカナも少なくはなりますが、オリジンの方がより徹底しています。炭水化物の最大のデメリットは「消化不良」と「肥満や糖尿病」を引き起こす可能性があることです。
- アカナ → 30%以下
- オリジン → 20%以下
※公式ホームページより
【アカナ・オリジン】の特徴
ここからは「アカナ・オリジン」の共通した特徴をご紹介していきます!一般的なペットフードとの違いはどれくらいあるのでしょうか?
一般的なキャットフードのほとんどが炭水化物を主原材料としていますが、炭水化物ばかりでは健康に必要な栄養を摂取することができません。アカナ・オリジンでは圧倒的な肉量・たんぱく質を含みます。
商品名 | 肉量 | たんぱく質 |
---|---|---|
アカナ・オリジン | (最大)75%〜90% | 29%〜44% |
他社ペットフード | 25%以下 | 25% |
アカナ・オリジン最大の特徴ですね!たんぱく質が多く含まれているので栄養価が高く、ペット本来の肉食性を考えた肉量なので食いつきも良さそうです。

グレインフリーであるかないかではなく、そもそも犬や猫が苦手としている炭水化物を減らす取り組みをしています。アカナ・オリジンのフードに含まれる炭水化物は30%以下です。小麦粉やトウモロコシ、タピオカなども使用されていません。また、豆類・フルーツなどの低GI食品を使用することで食後の血糖値上昇を防ぎます。
GIは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を数値で表したものです。
アカナ・オリジンは長年、畜産農家や牧場主、水産事業者と共に新鮮な食料調達に努めています。具体的には「放し飼いの鶏」「天然・養殖の魚」「全卵」などです。これらを獲れて5日以内に生の状態で原材料として使用します。一般的なペットフードは食材を粉末状にしますが、アカナ・オリジンは食材をホールプレイ加工しています。これによりアミノ酸や脂肪酸、ミネラルなどを損なわず栄養価の高いペットフードを製造しています。
ホールプレイ加工とは、ペットに栄養を与えるための肉、家禽肉、魚、心臓、レバー、腎臓などのジューシーな内臓、少量の骨などの原材料をそのまま使用することです。
アカナ・オリジンのペットフードの給与量が少なくても良い理由は栄養素が豊富に含まれているためです。プレミアムフードということもあり、普段購入するには少し高いと思う方もいると思います。ただ、1日の給与量が少なくなるので長期的に見れば価格の差額は少なくなる場合もあります。(※フードの種類により給与量は異なりますのでパッケージに記載してある推奨給与量を見て判断してください。)
【アカナ・オリジン】はこんな人におすすめ!
アカナとオリジン、違いはわかったけど結局どっちを買えばいいの?という方のためにそれぞれのおすすめポイントをまとめてみました!
アカナ
- 豊富な種類から選びたい
- ペットの健康状態に悩みがある
- できるだけ安価なものが良い
アカナの1番のメリットとしては、種類の豊富さです。オリジンと比べ用途に合わせて選ぶことができるのが良い点です。また、内容量340gのものであれば、1,280円から購入できるので1度試してみるのも良いと思います!
オリジン
- より高品質ものが良い
- 人気の商品を試してみたい
- 成長期・健康なペットがいる場合
オリジンの1番のメリットは、豊富な栄養価です。3分の2が新鮮な食材でできるので、鮮度が良く栄養たっぷりのキャットフードです。「オリジン オリジナルキャット」はアカナ・オリジンの中で最も人気の商品なのでこちらもおすすめです!
購入先
アカナ・オリジンの購入方法ですが、主に通販(オンラインショップ)での販売です。
おすすめの購入サイト↓
まとめ
今回は「アカナとオリジンの違い」を詳しく比較しました。
アカナとオリジンの違いは私自身も曖昧な部分が多かったのですが、思っていたよりも明確な違いが多く記事を書いていて学ぶことが沢山ありました。アカナもオリジンも種類が豊富でそれぞれ違った良さがあるのでぜひペットの用途に合わせた商品を探してみてください!
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