低カロリーで<高品質そうな>ドッグフードとは?糖質を調べて発覚!
パッケージは洗練されたデザイン、ホームページの紹介文は健康的な文字がたくさん並んでいて、低カロリーで高品質そう。
そんな、低カロリーでタンパク質の量は多いのに、実は食べたうちの半分近くが糖質のドッグフードを見つけました。
糖質量の求め方は以下の式です。
(式)
100%−タンパク質 (%) +脂質 (%) +灰分 (%) +水分 (%) =炭水化物(%)
※タンパク質やカロリーはフードのパッケージの裏面の成分表に記載されています。
低カロリーで高品質そうなドッグフード1
ナチュラルなパッケージで高印象。健康維持にアプローチ。目元のキレイを維持するために、食物繊維の天然素材(マグロやさつまいも)が豊富。グルテンフリーで保存料不使用。
糖分 | タンパク質 | カロリー | 主原料 |
53.5% | 21.3% | 343kcal | 鶏肉 |
調べたなかでは一番糖質が高いです。
食べた栄養素の半分以上が糖分となると、どうしても太りそうで健康維持が心配。
原材料がいいのは確か!
九州産の鶏ささみ使用。しかもヒューマングレード。詳細はこちら▼
低カロリーで高品質そうなドッグフード2
犬用 毎日の活力維持機能 小粒 1~6歳
ビタミン、アミノ酸、必須脂肪酸などを理想のバランスで配合、健康な毎日の活力を守ることが証明されているとのこと。
動物病院で取り扱いがあるフード!
「プロ」製品は動物病院又は専門店のみでの取り扱い。病院が勧めるフードとあれば、糖分が高くても問題はないのであろうとも感じるが実際はどうなのか。
糖分 | タンパク質 | カロリー | 主原料 |
47.5% | 20% | 365kcal | 鶏肉 |
「プロ」製品は動物病院又は専門店のみでの取り扱い。病院が勧めるフードとあれば、糖分が高くても問題はないのであろう。
低カロリーで高品質そうなドッグフード3
手作り食レシピから生まれたグレインフリーなフード。食いつきの良さを求めて開発された商品。良質な動物性タンパク質を多く含むことや、着色料や人工の香料は一切使用されていないので、健康的なフードに感じる。
糖分 | タンパク質 | カロリー | 主原料 |
40% | 27% | 361kcal | 鶏肉,鮭 |
動物性タンパク50%以上と高配合。トウモロコシや米など穀物を一切使用していない(グレインフリー)と、タンパク質と穀物へのこだわりの強さゆえなのか、糖分がかなり高め。
以上、ドッグフードの糖分を調べた結果です。
ここに載っていないフードでも成分表を見れば、計算式から割り出せますのでチェックしてみてください。
良質なドッグフードとは?
糖分が30%以下のドッグフードを与えていれば、食後の血糖値上昇に影響がないらしいです。
また、タンパク質の量は、25%以上が望ましいそうです。
(くぅのドッグフード研究所の獣医さんより)
https://www.youtube.com/watch?)v=DlWEK6YBXf0
これらのドッグフードは、「良質な原材料、カロリーは少なめ」で、一見栄養バランスのいい良質なドッグフードに見えます。
私たち人間においても、毎回の食事の半分以上が糖分では健康面が気になりますよね。
人間でもタンパク質とカロリー値だけ気にしていればいいのは30歳以下でしょう。30歳を超えて毎食のように糖質の高い食事をしていたら、10年後、20年後に影響がでることは明らかではないでしょうか。
犬の年齢の5〜7歳を人間に換算すると40歳だそうです。思っているより早いうちから健康管理をしてあげなければなりません。
成分表に記載義務のない「糖分」をたっぷりにすることで、犬の食いつきをよくしているのかもしれません。もしくは記載義務である成分(タンパク質やカロリー)に拘りすぎてしまったのかもしれません。あれもこれも重視して品質の良い素材を使用してしまっている点は飼い主にとって嬉しいです。
このページは消費者である私が、糖質が低いドッグフードを愛犬に与えたい結果、メモ程度に残したものです。
適度な運動を行っていて、過度に肥満を心配する必要がなく、これらのフードを飼い主さんが選んで、それを愛犬も美味しく食べているなら問題はないと思います。
脂質、粗繊維、灰分、水分は商品で大差ないのでこのサイトでは記載しません。
(各フードの裏面の成分表には記載があります。)