【犬のしつけ】「犬のコマンドって何?」犬のしつけについて紹介!!
テレビやSNSなどで「オスワリ、オテ、オカワリ」などを披露している犬を一度は見たことがあると思います。とても賢くてお利口ですよね。ただの芸のように見えますが、「しつけ」にも様々な種類があり、中には習得させておくと愛犬の命を守ることができるとても大切なものもあります。
「しつけ」の重要性
犬の「しつけ」は犬を飼い始めたら必ずしなければいけないことの一つです。「しつけ」をせず過ごしてしまうと愛犬が危険な目に遭ったり、周囲の人に迷惑をかけてしまったりと、後々苦労することになります。犬の「しつけ」は芸の一環だと思いがちですが、飼い主さんと犬がお互いに幸せに暮らすための大切なことなんです。
「しつけ」は飼い主との上下関係をわからせるため?
一昔前では犬の「しつけ」は飼い主との上下関係をわからせることが大切と言われていました。ですが最近は上下関係ではなく親子関係のようなものが必要であると言われ始めています。飼い主は「自分を守ってくれる存在」「一緒にいると安心できる心が落ち着く存在」と思ってくれることが大切です。
しつけを始める前に
しつけは犬が飼い主さんの指示を聞くようにならないと始まりません。まずはアイコンタクト、スキンシップなどをできるようにしておきましょう。犬と飼い主さんで信頼関係をしっかりと築いてから「しつけ」の練習を始めましょう!
コマンドって何?
「コマンド」とは犬に特定の動きをして欲しい時にする指示のことです。「マテ、オスワリ、ツケ」などがあげられます。これらの「しつけ」をしておくと、もし危険な状況になった時に声掛け一つで犬の行動を制御することができるので犬の安全を守りやすくなります。
基本的なコマンドの種類
コマンドにもたくさん種類がありますが、以下のコマンドをしつけておくと犬の安全を守ることに繋がるのでぜひ最初に実践してみてください!
オスワリ
愛犬の興奮時などに犬の行動を抑えることができるため習得しておくと様々な場面で役立ちます。
フセ
フセをすると次の行動に移すまでに時間がかかるので、オスワリよりも抑制に効果的な「しつけ」です。また、フセの体制は犬にとって1番負担がかからない体制なので外出時などに長時間待たなければいけない時に役立ちます。
マテ・ヨシ
犬の衝動的な行動を抑える効果があります。散歩中に道路に飛び出してしまいそうな時や、他の犬とトラブルが起きそうな時に役立つため覚えさせておくと犬の命を守ることにつながります。
ツケ
ツケは飼い主の横にピッタリとついて歩くことを言います。そのため散歩中に車道にいきなり飛び出すことを防げたり、遠くに離れることがないため常に様子を確認することができるので拾い食いを防ぐことができます。
ハウス
ハウスを覚えさせておくと、来客時や動物病院に行くときにケージの中にスムーズに入ってもらうことができます。
子犬のうちにやっておきたい「しつけ」
コマンド以外にもしつけておきたいものがあります。人間と暮らすなら必ずしなければいけない「しつけ」になります。
トイレ
トイレのしつけは室内犬には欠かせないものです。しっかりとトイレの場所を覚えさせないと部屋のあちこちでトイレをしてしまいます。
吠え・噛み
吠え・噛みの「しつけ」をしておかないと、自分だけでなく周囲の人にまで迷惑がかかってしまう可能性があります。
「しつけ」をする時の注意点
「しつけ」練習をする時にしてしまいがちなNG行動があります。
【怒鳴ったり叩いたりしない】
「しつけ」だからといって怒鳴ったり、叩いたりすることはしてはいけません。なかなか覚えてくれなくてイライラしてしまう気持ちは分かりますが、「しつけ」で犬に恐怖を与えてしまうのは絶対にあってはいけません。
【長時間のしつけ練習をしない】
気合いが入りすぎていきなり何時間も「しつけ」の練習をする方がいるようですが、長時間の練習は犬にストレスがかかってしまうので、短時間で長期的に練習をして覚えさせましょう。
【コマンドの言い方は統一する】
「オスワリ」と言ったり「シット」と言ったりと、コマンドの言葉が定まっていないと、犬が混乱して覚えることができません。コマンドの言葉を「オスワリ」と決めたならその言葉で教え続けるようにしましょう。家族内でも呼び方をしっかりと統一しておきましょう!
【フードのあげすぎ注意】
「しつけ」の練習には基本的におやつをご褒美に与えながら行います。そのため、おやつをあげすぎてしまうとカロリーを摂りすぎてしまいます。ご褒美は1回につき1個にしましょう。
これらのNG行動に注意して愛犬と共に頑張りましょう!
「しつけ」オススメコンテンツ
しつけ本
「しつけ」の本を一冊持っていると困った時にすぐ見ることができるため便利だと思います。ですが、内容が一般的な内容のものだったり、古い本の場合だと「しつけ」の考え方が昔ながらの考え方で、今の時代ではダメな考えのものも載っている可能性があります。慎重に購入しましょう!
\オススメ書籍/
犬を飼い始めたのはいいけど困りごとが出てきた、「しつけ」に悩んでいる、これから飼ってみたいけど何をどうしたらいいのかわからない…。という方にオススメの本です!しつけ、抱き方、上手な遊び方などがイラストや写真でわかりやすく説明されていているので、初心者の飼い主さんでも安心して読むことができると思います。
YouTubeも開設されているので著者さんの人柄が知りたい方は一度見てみるといいと思います!
⬇︎YouTube⬇︎
犬のしつけ動画を見る
YouTubeの動画を見て勉強するのもオススメです!実際の動きを映像で見ることができるので理解しやすいですし、費用もかかりません。可愛い犬も見れて癒されます。
\オススメYouTube動画/
東大阪市で犬のしつけ教室【ドッグキャッチ】を運営している ドッグトレーナーの金倉高志さんのYouTubeです。
「犬のしつけは絶対に楽しい!」を合言葉に、しつけなどの参考になる動画を多く配信されています。その数なんと752 本!(※現時点で)きっと知りたいことが盛りだくさんのチャンネルだと思います!登場しているワンちゃんも可愛くてつい見入っちゃいます。
⬇︎YouTubeチャンネル⬇︎
横浜でしつけ教室【HAPPY DOG LIFE・EMA】を運営しているドッグトレーナーの遠藤エマさんのYouTubeです。
「愛犬の気持ちを理解して褒めて育てるしつけ」を軸にして指導をされています。分かりやすいイラストなどを使って解説してくれるため理解しやすいです。エマ先生の明るい性格が画面越しからでも伝わってきて楽しく「しつけ」について学ぶことができます。
⬇︎YouTubeチャンネル⬇︎
しつけ教室
しつけ教室に行くのも一つの手だと思います。正しいしつけの方法を教わることができるので勉強になります。ですがお金がかかったり、犬にとってはストレスを感じてしまう場合があるので良く考えて決断しましょう!
まとめ
犬によっては覚えが悪い子もいます。そこで怒鳴ったり感情的になってはいけません。辛い時もあると思いますが、愛犬との間に亀裂が入っては意味がありません。愛犬と一緒に根気強く頑張ってみましょう!