「愛犬が痒がる原因は?」ノミでアレルギー症状?ノミアレルギー性皮膚炎とは?
犬がノミに刺されることを知っている方は多いと思いますが、ノミが原因でアレルギーを引き起こしてしまう犬がいることは知っていますか?
実は意外と知られていない「ノミアレルギー性皮膚炎」について見ていきましょう!
ノミアレルギー性皮膚炎とは?
「ノミアレルギー性皮膚炎」とは、ノミが犬の血を吸血する際に侵入した唾液(パクテンというタンパク質)に対してアレルギー反応を起こしてしまう病気です。
まさかノミの唾液がアレルギーの原因だったなんて驚きですよね!
ノミアレルギー性皮膚炎の症状
ではノミアレルギー性皮膚炎はどのような症状があるのか見ていきましょう!
- 体を掻く
- 体を舐める
- 毛をちぎる
- 背中などの広範囲の脱毛
- かゆみによる食欲不振、イラつき
しっぽや腰、背部、後ろ足、腹部などに強いかゆみが起こるのが特徴です。さらに悪化すると、毛を噛んでちぎるようになり、脱毛などの症状を引き起こしてしまいます
ノミアレルギー性皮膚炎の原因
- 他の犬・猫と触れ合った時にノミが付く
- 服にノミがついていた
- 愛犬が多くの時間を過ごす場所(ベッド、ソファー、じゅうたんなど)にノミがいる
- 外飼いしている
触れ合った際にノミがつく
外に出て、他の犬や猫などと触れ合った際にノミがついてしまう可能性があります。
服にノミがついていた
人間の衣服にノミが付いていて、愛犬についてしまいアレルギー症状を起こしてしまうこともあります。
家の中にノミがいる
室内は大丈夫だと思いがちですが、実はノミの幼虫は、ノミの成虫の糞や、人やペットなどの食べこぼし、フケなどを主食にしているんです。そのため、室内でも十分に注意が必要です。
外飼いをしている
外で飼っている犬は、室内で飼っている犬に比べて、ノミに噛まれる可能性が高くなってしまいます。
外だけでなく室内でも注意が必要だったなんて驚きました!
それでは原因が分かったところで、どのように予防・対処すればいいのか、見ていきましょう!
ノミアレルギー性皮膚炎の対処方法
まずは必ず病院に行って診断してもらいましょう!それ以外で自分で出来る対処方法を紹介していきます!
ノミの繁殖を予防する
愛犬がよく過ごす場所(ベッド、ソファー、じゅうたん、家具の下など)を掃除しましょう。ノミは特に光が当たりにくく、湿度が高い場所を好むので、家具の下は要注意です。
病院に行き、治療をしているからもう安心という訳ではありません。家の中がノミだらけでは意味がありません。ノミの感染がわかった後は、犬がよく過ごす場所をしっかりと清掃しなければいけません。
飲み薬・皮膚に垂らすタイプの薬などを使う
ノミの予防薬には皮膚に垂らすタイプの薬や飲み薬のタイプ、おやつのような感覚で与えることができる食べるタイプの薬もあります。動物病院に行き、飼っている犬の性格に合わせて薬を処方してもらいましょう。
ノミ取り首輪や、ノミ取りシャンプーではノミがうまく取れない可能性があります。また、シャンプーだとこまめに洗わないといけないので、シャンプーが嫌いな犬だとストレスを感じてしまう可能性もあります。
オススメ商品を紹介していきたいと思いますが、今回は薬を内服するのが苦手な犬や、食餌アレルギーを持っている犬でも手軽に使用できる皮膚に垂らすタイプの薬のオススメ商品を紹介していこうと思います!
オススメ商品
皮膚に垂らすタイプの薬
【動物用医薬品】フロントライン プラス ドッグ 犬用
商品について
- 動物病院と同じ正規品
- 先発品ならではの品質で、発売20余年の信頼と実績
- わずか24時間でノミの成虫を駆除し、ノミの卵や幼虫の発育も阻止
- 首筋に垂らすだけの簡単投与で成分が全身へとすばやく拡散
- ノミ・マダニ以外の寄生虫にも効果を発揮
わずか24時間でノミの成虫を駆除
(フィプロニル)が、ペットの皮膚表面の皮脂の層に広がり、24時間以内に全身をカバー。投与後ほぼ24時間で、ほとんどの成虫を駆除します。
卵・幼虫にも効果がある
((S)-メトプレン)がノミの体内に浸透して、卵の孵化・成長を阻止。ノミのライフサイクルを完全に断ち切り、ペットへの再寄生を事前に予防します。
マダニも48時間でしっかり駆除
マダニが媒介するバベシアの感染はマダニの吸血開始から48時間以降と言われています。フロントラインプラスは投与後48時間以内にほとんどのマダニを駆除します。
ノミ・マダニ以外の寄生虫にも効果を発揮
犬のシラミとハジラミ、また猫のハジラミを投与後約48時間で駆除します。
使用方法
使用方法も難しくなく使いやすそうですね!ノミだけでなく、他の虫にも効果があるのも魅力的ですね!
そして、ノミ・マダニの予防期間ですが、3月中旬または4月上旬頃から12月ごろまで続けると良いとされています。しかし、ノミは室内であれば年中生きることができるため、アレルギー体質の犬は通年での投薬をおすすめします!
最後に
少しでも気になることがあったら、まずは病院に行き診断してもらいましょう。そして愛犬のためにも、しっかり予防してあげましょう!
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